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住宅ローン

住宅ローンが残っている住宅を売るのは簡単じゃないので、ローン減額を優先

投稿日:2016年2月10日 更新日:

新築したい人は最初に家計や将来のライフイベントをチェックして赤字にならないように考えておくべきだと思います。もう家買っちゃったし住宅ローンが苦しいよ…という方。今からでも遅くありません。ファイナンシャルプランナーや住宅ローンを借りている銀行に相談してみましょう。

そんなに簡単に売れない

住宅ローンが厳しくなってきたら、すぐに頭をよぎるのが家を手放すということではないでしょうか。実は、住宅ローンを組んで買った家はそんなに簡単に売れません。なんと、借りている住宅ローンを全部返さないと金融機関が売却を許してくれないのです。

住宅ローンが残っている家

売ったお金で返せばいいと思われるかもしれませんが、築年数が浅い物件は値下がり額が大きく売っても残債を返しきれないことがあります。だんだん家計が苦しくなってきているのに解決策を考えずに過ごし、気付いたらにっちもさっちも行かなくなってた…なんてことにならないように早めに手を打ちましょう。

月々の住宅ローンを減額

住宅ローンは、一回借りてしまったらずっと同じ条件で払い続けないといけない訳ではありません。月々の返済額を減額する方法もありますので、住宅ローンの返済が苦しくなりそうなときは検討してみてはいかがでしょうか。

住宅ローンの減額ですぐに思いつくのは借り換えです。他の銀行の金利が低い住宅ローン商品に乗り換えるのです。この方法のネックになってくるのは借り換え費用で、手数料や新たな保証料がかかります。

特に大きな金額になるのが保証料で、銀行によって違いますが新規に借りる額の2%ぐらいのところが多いようです。中には新生銀行のように保証料も手数料も安い銀行がありますので、上手に借り替えると月々の住宅ローン返済額を下げることができます。

他にも、繰り上げ返済をすることで返済額を下げたり(返済額軽減型)返済期間を短くする(期間短縮方)ことができます。

繰り上げ返済は決められた返済月額に追加で返済する方法ですが、こちらのネックは残債額や金利によってはかなりの額を繰り上げ返済しないとあまり効果が期待できないことです。たとえば、3000万円を金利1%で借りて、5年目に100万円を返済額軽減型で繰り上げ返済しても、月々の返済額は約3000円下がるだけです。

60歳を超えてもローン返済があるような人は定年退職したらどうなるんだろ?って不安ですよね。そんな人が帰還短縮型で繰り上げ返済すると効果的です。

払えないと嘆く前に

住宅ローンが払えなくなり家計が破綻しそうなときに四の五の言ってられません。もっと計画的にしておけば…と嘆いてもしようがないので、苦労を覚悟して解決すべきです。どうしようもなくなれば債務整理も仕方ないのかもしれませんが、私としては自殺なんか考えないで欲しいです。

先が見えず気持ちが暗くなって絶望しそうなこともあるでしょうが、夫婦で乗り切ればより深い絆で結ばれるかもしれません。月々の住宅ローン返済額を可能な限り下げてもまだ苦しかったら、収入を増やすことはできないでしょうか?

収入が上がる転職はできませんか?会社に内緒で副業できませんか?奥さんが専業主婦なら働きに出られませんか?きついけど収入がいい仕事もあれば、短期バイトや治験参加など隙間時間にできる高額報酬の仕事もあります。

必死で働いて返済額軽減型の繰り上げ返済を利用すれば、なんとか無理しなくても返せる金額まで持っていけるのではないでしょうか。

家を期間限定で借りてくれる人

あなたの家を期間限定で貸し出せば、家賃収入を住宅ローンの返済にあてることができます。ただし、基本的に住宅ローン返済中の家は貸し出し禁止で、銀行にバレると全額完済や事業用ローンへの借り換えを迫られるかもしれませんので注意しましょう。

まず銀行に事情を説明して同意を得ておくことが必要だと思います。借主を見つけるときは、不動産屋にお願いしても見つかりにくいかもしれません。期間を限って借りてくれる人が少ないうえ、不動産屋のメリットが少ないからです。

知り合いで学生や新婚夫婦はいませんか?そういう方たちは、期間限定でも借りてくれやすいと思います。運よく借主がみつかったら、きちんと契約を交わしておきましょう。

知り合いであればそんなに無茶苦茶な使い方はされないと思いますが、しっかり取り決めしておくことがトラブル回避につながります。

繰上げ返済に回す

意外と効果が薄いのでできれば後回しにしたいのが生活費削減ですが、住宅ローンが返せないなら無駄はいけません。家計をつけていると何にお金がかかっているか把握しやすいのですが、なかなか記帳できている人は少ないですよね。

年間を通してみた場合、とくに家計に占める割合が大きいのはなんでしょうか?家庭によって、いろいろ見直しの対象があると思います。保険であれば、払い止めや解約。車なら、思い切って手放してカーシェアリング。食費であれば、地域の農業支援センター経由で激安農地を借りるなど。

知恵と工夫と労力を使えば、けっこうな金額を節約できる方法が転がっていないでしょうか。住宅ローンが苦しいのに家が売れない…という方。大ピンチかもしれませんが、何か方法があるはずです。困ったときは一人で悩まず、ファイナンシャルプランナーなどのプロに相談しましょう。

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